鍋の基礎知識

鍋は、冬定番の食べ物・・鍋は温まる効果が期待できるだけでなく、たくさんの栄養宝庫としてとても体に優しい食事の一つです。
みなさんは、どんな鍋がお好みでしょうか?
日本の鍋の特徴として、土鍋を使用することが多いです。
実は土鍋は、熱の伝動が非常に悪く、鉄製の鍋に比べると沸騰にはとても時間がかかるのが特徴です。
しかし、逆に加熱に時間がかかるからこそ穏やかな加熱で、保温力にはとても適した鍋器具といえるのではないでしょうか?
穏やかな加熱をすることで、食材の大切な栄養素を失うことも少なく、最小限に抑えることができるとても素敵な調理器具の一つです。
まさに鍋は、体にいい、栄養価の高い食べ物といえるのではないでしょうか。

鍋に入れる順番・・・

鍋には入れる順番があるのはご存知でしょうか?
水から入れるのではなく、煮立ててから材料を入れるのが正しいのです。
寄せ鍋の場合、煮えにくいものやうまみの出る肉類から入れます。
大根、白菜などの野菜類から煮て、きのこ類、魚介類と順に入れていきます。
ただし、魚の場合は煮る前に湯通しをするだけで、おいしさを一層増すことができます。
湯豆腐はぬるま湯から入れ、ゆれだしたらOKの合図です。
鍋の蓋は、敷物をひいてその上に置くようにしましょう。
テーブルの素材によっては熱に弱く、塗装がはがれてしまう恐れがあるからです。

今では・・・

冬といえば鍋 また、今ではIHが浸透しているため、IH鍋もとても注目を浴びています。
IHとは「Induction(誘導)」+「Heating(加熱)」の略で、誘導電流により鍋そのものを加熱する調理器具です。
全体にむらなく熱が伝わり、食材に味がしっかり染み込みます。省エネで健康に適した商品です。

キムチ鍋、しゃぶしゃぶ、水炊き、もつ鍋、よせ鍋、ちゃんこ鍋、豆乳鍋、湯豆腐、カレー鍋、かき鍋・・・皆様が好きなお鍋はどれですか?
上記を参考に、健康で美味しい鍋をご堪能されてはいかがでしょうか?