通販について

手軽に通販 みなさんは通販を利用したことがありますか?
通信販売とは、小売業態のうちの無店舗販売の一つで、店舗ではなく、メディアを利用して商品を展示し、メディアにアクセスした消費者から通信手段で注文を受け、商品を販売する方法です。
近年のインターネット端末の普及にともない、「通信販売」「通販」といえば、もっぱらウェブサイトによるものを指すことがあります。

通販の始まりは19世紀後半頃のアメリカ合衆国で、地方の農民たちを対象としたカタログ販売が開始されたことだといわれています。
この頃には鉄道網や郵便網の拡充が進み、19世紀末期にはシアーズなど大手のカタログ販売小売業者が設立され、今日のようなカタログ販売の基礎が作られました。

日本では・・・

1876年のアメリカ産トウモロコシの種の通信販売が最初といわれています。
大正時代には野間清治の経営する講談社の代理部が同社発刊雑誌の広告を通じて通信販売を行いました。
対象商品は雑誌だけでなく、生活用品・雑貨、家具、果ては清涼飲料水・どりこのに代表される食品や化粧品・薬品など、多岐に渡りました。

しかし、日本において産業として確立したのは戦後で、ラジオ受信機製作用電子部品の雑誌広告による通信販売、大手百貨店の通信販売への参入が始まり、1960年代にはカタログ販売の主要業者が設立され、1970年代頃からはテレビショッピング、ラジオショッピングの形でも行われるようになりました。
1980年代後半以後、女性の社会進出の拡大や、宅配便サービスの拡充、さらに1990年代以後インターネットの拡大によって大きく発達したことで現在では販売品目も魚介類などの生鮮食品から、各地方の名産品、パソコンなどの大型電気製品に至るまで販売されています。

通販のメリットはスマートフォン・ダブレット・PCなどの通信手段を使用すれば、店舗に赴かずに、自宅や勤務先や外出先にいながらにして商品を注文し、自宅等で受け取ることができることなのではないでしょうか。